今回もお家造りの中で、「見えなくなるところの工夫」をご紹介させて頂きたいと思います★🤓
お家造りの過程の中で「階段まわり」は、石膏ボードが縦に何枚か張るという、荷重が上から下へ、長手方向に掛かる施工になります。石膏ボードの重さだけでも上から下へ通常の天井高さなら、1枚に対し、2枚以上ともなれば結構、下へ荷重がかかります。
それに寄って、お家の少しの揺れにクロスが引っ張られ、クロスにしわが入りやすい箇所でもあります★それくらい、階段まわりや吹き抜け・窓の上下・ドアの上などは振動に敏感な箇所でもあります😁😁
ですから、上の写真の様に通常よりもビス間隔をせばめる、そして余分に細かく打ってその箇所をさらに補強いたします。この作業と言いますか、この補強をされてるところはなかなかないですね★
やはり長年の実績があって、メンテナンスなどでいろいろお施主様にお聴きして、それを聴いてそのままにせず現場の主力の職人さんに情報をフィードバックする事、そして話し合い方法をさらに編み出し、より良いお家造りを目指して、お客様に安心してお住まいになってもらう、と言ったことをうちではずーーーと実行しています★
🧐🧐長年住まわれる、お家の善し悪しが決まってきます、施工次第で★。
実際問題として壁紙(クロス)を張ってしまえば、見えませんが、この見えないところの工夫がより一層重要になってくるんです、お家造り・マイホーム造りに関しては、本当に常に「課題」だらけです★
クロス屋さんには分かる大工さんの腕と言うことで、その前段階で外部に面するところにキッチリ断熱材を入れて施工いたします。次に石膏ボードを張り、ビスで留めます。
振動でクロスにしわが入りそうなところにはビスで細かく補強いたします★大工さんの工程が完了しますと、クロス屋さんが壁・天井のパテ処理を致します★
上の写真の工程は結構、大変でして、ビスの埋め込みの深さが浅すぎて、適当にビスが打ってあると、クロス屋さんがへらで、なぞって、ビスチェックを致します★
この時何もなくスーーーっと、なぞれば良いのですが、へらが引っかかってばかりいましたら、その都度、クロス屋さんが、ドライバーでビスを締め直さなきゃいけないんですよね??!
これって、手間ですし、もしクロス屋さんが締めなおさなかったとしましたら、クロスの仕上がりにビス頭が見えて当然、仕上がりが良くないです★
そこに着眼しますとやはり大工さんの技術と言うのは家造り、何と言っても補強もその一つですが、きちんとした仕上がりが当然要求されてくるわけです★🤓😁🧐😤😤